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【専門家が教える】外壁の種類別!劣化症状と最適な塗装計画・タイミングを徹底解説
2025年10月29日(水)
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スタッフブログをご覧いただき ありがとうございます。
愛知県みよし市の塗装会社 プロタイムズ愛知みよし店
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皆さんこんにちは!
プロタイムズ愛知みよし店・㈲鬼頭塗装店です。
長~い夏が終わったと思ったら、一気に気温が下がり
短い秋から冬になる勢いですね…
体調崩さぬよう暖かく過ごされていますでしょうか☺
さて、そんな寒い季節ぬくぬく過ごす皆さんのお家の要となる外壁の、種類によって異なる劣化サインや塗装のタイミングなどを解説していきたいと思います。
【専門家が教える】外壁の種類別!劣化症状と最適な塗装計画・タイミングを徹底解説
1. はじめに:なぜ外壁の種類を知る必要があるのか?

マイホームの外壁は、家族の暮らしを雨風や紫外線から守る「大切な鎧」です。この鎧は常に過酷な自然環境に晒されており、時間の経過とともに必ず劣化していきます。
「新築から10年経ったから、そろそろ外壁塗装かな?」 「ご近所さんが塗り替えたから、うちもそろそろかも…」
そうお考えの方、ちょっと待ってください。実は、ご自宅の「外壁材の種類」によって、劣化の進み方、現れる症状、そして最適な塗装のタイミングが全く異なります。
外壁材の種類を知らずに、一般的な目安だけで塗装の時期を間違えたり、合わない塗料を選んでしまうと、本来の耐久性を活かせず、費用対効果が大きく損なわれてしまいます。最悪の場合、劣化が進行して雨漏りや家の構造材の腐食に繋がるリスクさえあります。
このページでは、主要な外壁材の種類と、それぞれの「見逃してはいけない劣化サイン」、そして「後悔しない塗装のベストタイミング」を分かりやすく解説します。ご自宅のタイプを把握し、賢く計画的にメンテナンスを進めましょう。
2. 代表的な外壁材の種類と特徴、現れやすい劣化症状
まずは、ご自宅の外壁がどのタイプか、見た目や特徴からチェックしてみましょう。
(1) 窯業(ようぎょう)系サイディング:日本の住宅で最も普及
【特徴】
セメント質と繊維質を主原料とした板状の外壁材で、日本の住宅で圧倒的な普及率を誇ります。石積み調や木目調など、デザインが豊富なのが特徴です。しかし、主原料がセメントのため、吸水性が高いという弱点があり、表面の塗膜による防水機能が非常に重要になります。
【現れやすい劣化症状】
・サイディング間の目地(コーキング)のひび割れ、剥がれ、肉痩せ ・チョーキング(白い粉) ・表面のひび割れ(クラック)、色褪せ、反り、凍害(寒冷地)
シーリング劣化

ひび割れ

塗膜剥離

チョーキング

【塗装の目安時期】
7年~15年 ※特に目地の劣化が早いです。
<劣化の特性と注意点> 窯業系サイディングは、目地(継ぎ目)が多いのが特徴です。この目地を埋める「コーキング材」が外壁材本体よりも早く寿命を迎える(5~10年程度)傾向にあります。コーキングが切れると、その隙間から水が浸入し、サイディングボード自体や、家の躯体(構造)を傷めてしまうため、塗装と同時にコーキングの全打ち替えが必須となります。
(2) 金属系サイディング:軽量で断熱性が高い
【特徴】
ガルバリウム鋼板などの金属を成形した外壁材で、非常に軽量です。建物への負担が少なく、断熱材が裏打ちされているため断熱性に優れているというメリットもあります。しかし、金属製のため、傷や塗装の剥がれからサビが発生しやすいのが最大の弱点です。
【現れやすい劣化症状】
傷や剥がれ部分からの赤サビの発生 ・表面の塗膜の剥がれ、チョーキング、金属部分の腐食 ・塩害による劣化(沿岸部)
錆

チョーキング

塗膜剥離

【塗装の目安時期】
10年~15年
<劣化の特性と注意点> 金属系サイディングで最も注意したいのが「サビ」です。サビは放置すると進行し、外壁に穴を開けたり、内部の腐食を招きます。特に沿岸部に建つ家は「塩害」の影響で劣化が早まる傾向があります。塗装工事の際は、サビが出ている箇所を丁寧にケレン(サビ落とし)し、サビ止め効果のある下塗り材をしっかりと塗布することが重要です。
(3) モルタル:職人の手仕事が生み出すデザイン
【特徴】
セメントと砂、水を練り合わせたモルタルを、職人が壁に塗り付けて仕上げる外壁材です。継ぎ目がなく、コテ塗りや吹き付けなど多様な仕上げができるため、意匠性に優れているのが特徴です。乾燥収縮や建物の揺れの影響で、ひび割れが発生しやすいという性質があります。
【現れやすい劣化症状】
ひび割れ(クラック)の発生(特に窓の四隅など) ・カビやコケの付着 ・塗膜の膨れ、剥がれ
【塗装の目安時期】
5年~10年
ひび割れ
<劣化の特性と注意点> モルタル外壁のメンテナンスで最も重要視すべきは「ひび割れ」です。幅0.3mm以下の軽微なひび(ヘアークラック)は問題ないことが多いですが、それ以上の大きなひび(構造クラック)は雨水の浸入路となり、内部の腐食を招きます。ひび割れがある場合は、その部分を削って補修材を埋め込むなどの適切な処理をしてから、塗装を行う必要があります。
(4) ALCボード:分厚く頑丈だが、防水は必須
【特徴】
高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのパネルです。分厚く耐火性・断熱性に優れますが、多孔質(小さな穴がたくさん開いている)なため、吸水性が非常に高いという特性があります。そのため、表面の塗膜による防水がALCの寿命を左右する生命線となります。
【現れやすい劣化症状】
・チョーキング(白い粉) ・紫外線による褪色 ・パネル間の目地(コーキング)の劣化 ・表面の微細なひび割れ ・塗膜の下にある内部鉄骨のサビ
【塗装の目安時期】
8年~15年
チョーキング

塗膜下の爆裂による鉄部錆

ひび割れ

<劣化の特性と注意点> ALCは水が浸入すると、パネル内部の鉄筋を錆びさせてしまい、パネルの爆裂や剥落といった深刻な事態を招く可能性があります。チョーキングや目地シールの劣化など、防水機能の低下を示すサインを見逃さず、早めに塗り替えることが、建物を守るための鉄則です。
3. 外壁材の種類別に見る!見逃してはいけない劣化のサインと緊急度
ご自宅の外壁に以下のサインが出ていませんか?劣化の状態から、塗装の緊急度を判断しましょう。
サイン(1) 触ると手に白い粉が付く(チョーキング現象)

- 意味: 塗料の防水成分である合成樹脂が紫外線などで分解され、色の成分(顔料)が粉となって表面に出てきた状態です。
- 緊急度:★★☆☆☆(高まってきている)
- 塗装計画: 塗膜が外壁材を守る機能を果たせなくなってきている初期のサインです。このサインが出たら、遅くとも1~2年以内に塗装を検討しましょう。放置すると、外壁材自体が水を吸い込み始めます。
サイン(2) 継ぎ目のゴムが切れたり、痩せて隙間ができた(コーキングの劣化)

- 意味: 外壁材の目地やサッシ回りなど、水の浸入を防ぐコーキング材が寿命を迎えた状態です。
- 緊急度:★★★★☆(非常に高い)
- 塗装計画: 雨漏りに直結する危険なサインです。コーキングが切れた箇所から水が入ると、壁の内部や構造材を腐食させ、シロアリ発生のリスクも高まります。塗装工事の際には、コーキング材の打ち替えを最優先で行い、水の浸入路を完全に塞ぐ必要があります。
サイン(3) 大きなひび割れ(クラック)や、塗膜の剥がれ・膨れ


- 意味: 塗膜の防水機能が完全に失われ、水が外壁材や建物の内部に浸入している、あるいは内部から水蒸気が押し上げている状態です。
- 緊急度:★★★★★(緊急対応が必要)
- 塗装計画: 建物の耐久性に関わる深刻なサインです。特にモルタルやALCで幅が広いひび割れ(構造クラック)は、早急に専門業者による点検を受け、補修(Vカット/Uカット工法など)と塗装を行ってください。
4. 塗料の種類と耐用年数から考える「最適な塗装タイミング」
外壁材の劣化サインと並行して、前回の塗装からどのくらい経過したかをチェックしましょう。外壁塗装のサイクルは、前回使用した「塗料の種類」によって大きく変わります。
一般的に、新築から初めての塗り替えは8年~12年、それ以降は塗料の耐用年数を目安に計画するのが理想です。
【重要なポイント】 「まだ大丈夫」と先延ばしにして、外壁材自体(サイディングボードやモルタル)が水を吸い始める状態になってしまうと、ただの「塗り替え」ではなく、より大規模で高額な「張り替え」や「重ね張り」が必要になる場合があります。
チョーキングなどの初期サインが出た段階で、耐久性の高い塗料を選んで塗り替えれば、次のメンテナンスまでの期間を延ばし、結果的にトータルコストを抑えることに繋がります。
5. まとめ:まずはプロによる「無料診断」をご利用ください
外壁材の種類やご自宅の立地環境、前回使用した塗料のグレードによって、最適な塗装時期や計画は本当に様々です。
「うちの窯業系サイディングは、目地がもう限界かもしれない…」 「うちのモルタルに、大きなひび割れがないかプロに見てほしい」
このようにご自宅の外壁の状態を把握し、初期の劣化サインが出ている段階で行動に移すことが、結果的に建物の寿命を延ばし、お客様のトータルメンテナンス費用を抑えることに繋がります。
お客様ご自身での判断が難しい場合は、ぜひ一度、当社の無料外壁診断をご利用ください。
外壁材の種類から、塗膜・コーキングの劣化状況、雨水の浸入リスクまで、専門の知識を持った担当者が細かくチェックし、ご自宅の状況に合わせた最適な塗装プランをご提案いたします。
大切なマイホームを守るため、まずは一歩踏み出しましょう。
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