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外壁塗装の相場を徹底解説!業者選びで失敗しないためのポイント
2025年07月06日(日)
「そろそろ外壁塗装をしないとな…」と悩んでいる方は、まず費用が気になりますよね。
費用相場がわからないと、見積もりを取ってみても適正価格かわからない…
見積もりを取ってしまうと、依頼しなくてはいけないので頼みにくい…
見積書を見ても、どの会社が良いのか判断ができない…
この記事では、上記のようなお悩みを解決するため、外壁塗装の費用相場について徹底解説いたします。さらに、業者選びで失敗しないためのポイントもご紹介しますので、大切なお家を守るためにぜひ参考にしてみてください。
1. 外壁塗装の相場はどう決まる?
外壁塗装の相場は、塗料の種類、施工会社によって変わってきます。
塗料の種類については、第2章で詳しくご紹介いたします。
ここでは、施工会社によって相場がどのように異なるのか解説いたします。
施工会社ごとの特徴と相場傾向をまとめた表がこちらです。
施工会社の種類 | 特徴 | 相場傾向 |
地域の塗装専門店 | ・費用がリーズナブル
・品質が安定 ・対応が迅速 ・自社施工 |
比較的リーズナブル |
ハウスメーカー
工務店 |
・塗装工事は下請け業者が行なう
・お家を建てた会社に依頼できる ・他リフォームにも対応 ・ハウスメーカーの躯体保証が延長できることもある ・対応が遅い |
高い傾向 |
リフォーム会社、家電量販店、ホームセンター | ・塗装工事は下請け業者が行なう
・施工内容を自由に選択できない ・知名度があり安心 ・他リフォームにも対応 ・店舗で気軽に相談しやすい ・対応が遅い |
地域の塗装専門店とハウスメーカーとの中間くらい |
外壁塗装工事の相場は、施工会社によって大きく異なります。
その理由の一つが、下請け業者を使っているかどうかです。
たとえば、地域の塗装専門店では自社の職人を抱えていることが多く、受注から施工まで全て自社で行なっている場合がほとんどです。そのため、中間マージンが発生しない分、コストを抑えた施工が可能です。
一方で、ハウスメーカーは一般的に相場が最も高い傾向があります。これは、下請け業者を利用しているだけでなく、ブランド料として高い金額で塗装工事を請け負っているためです。
そのため、たとえハウスメーカーや家電量販店に依頼した場合でも、実際の施工には地域の塗装専門店が訪れることも珍しくありません。
したがって、相見積もりを取る際には、このように会社ごとの違いを比較してみることで、相場についてより理解を深めることができるでしょう。
2. 塗料の種類別価格帯
外壁塗装では、塗料の種類によって価格が変動します。高額な塗料ほど、耐用年数が長く、塗り替え回数も少なく済みます。
塗料の特徴、費用相場についてわかりやすくご紹介いたします。
外壁塗装で使用される塗料の種類と費用相場
塗料は、主に樹脂成分と顔料でできています。顔料は色をつける粉のことで、樹脂は防水機能の役割があります。
この樹脂の種類によって、紫外線に対する耐久性などが異なります。樹脂にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあります。
各塗料の特徴、費用相場を簡潔にまとめた表がこちらです。(30坪の場合)
塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 | 費用相場(30坪) |
アクリル塗料 | 安価でカラーバリエーションが豊富
住宅塗装ではほぼ使われない |
約5年 | 50万円~80万円 |
ウレタン塗料 | 密着性・柔軟性が高い | 8~10年 | 60万円~90万円 |
シリコン塗料 | 価格、耐用年数に対してコストパフォーマンスに優れる | 10~12年 | 70万円~100万円 |
フッ素塗料 | 高耐候で大型物件にも使用される | 15年〜20年 | 110万円~140万円 |
無機塗料 | 耐候性が1番高い | 20年~ | 130万円~150万円 |
ライフプランや予算、お家の劣化状況を踏まえて、適した塗料を選びましょう。
経験豊富な塗装会社は、これらを総合的に判断し、適切な提案を行なってくれます。
3. コストパフォーマンスの高い施工プランとは
塗料の種類による費用相場だけをみると、安い塗料で十分なのか、高級塗料の方が良いのか迷いますよね。
ここではコストパフォーマンスを考えた、お得な施工プランについて、ランニングコストの観点から比較してみましょう。
トータルコストで考える塗料選び
一般的に、耐用年数が長い塗料の方が、結果的にトータルコストを抑えることができます。
新築の家を30歳前後で購入し、築10年を迎えた時に1回目の塗装を、耐用年数15年の塗料で行なったとします。この場合、生涯を終えるまでに合計3回から4回は塗り替えが必要になります。
このように、初期費用はかかりますが、耐用年数が長い塗料を選ぶことで、塗り替えの回数を少なくでき、将来的にはお得になる場合もあります。そこで、具体的な例としてアクリル塗料と無機塗料を比較してみましょう。
・アクリル塗装と無機塗装で築年数ごとにかかる費用
築年数 | 塗装タイミングと費用 | 塗装タイミングと費用 |
築10年 | アクリル塗装(1回目) 70万円 | 無機塗装150万円 |
築15年 | アクリル塗装(2回目) 70万円 | - |
築20年 | アクリル塗装(3回目) 70万円 | - |
築25年 | アクリル塗装(4回目) 70万円 | - |
築30年 | アクリル塗装(4回目) 70万円 | - |
かかった合計費用 | 350万円 | 150万円 |
築10年で最初の塗装工事を行ない、その後は耐用年数に応じて再塗装を実施すると仮定します。ただし、実際には立地環境などにより、家ごとに耐用年数は若干異なります。
ここで、築30年までを比較してみると、アクリル塗装の場合は合計350万円かかります。一方、無機塗装の場合には150万円で済むことが分かります。
このように、グレードの高い塗料はメンテナンスサイクルが長くなるため、結果として維持費用を抑えることができると言えます。
アクリル塗料とウレタン塗料は、耐用年数が短く、最近では住宅塗装で使用される頻度は減少傾向にあります。
シリコン塗料以上のグレードが人気ですが、どのプランにするかは予算などに応じて選択しましょう。
4. 満足いく外壁塗装にするためのポイント
外壁塗装は、すべて塗装会社に任せてしまっても問題ないと思われがちですが、実はそうではありません。
お客様によってご要望も異なり、わからないことが多く不安が募ると、例え工事品質に問題がなくてもあまり満足いかない工事となってしまうこともあります。
もちろん施工店としては、すべてのお客様に満足いただけるように工夫していますが、なんといってもお客様のご所有の大切なお家です。
少なくとも、これから依頼する工事について内容を詳しく知っておいて損はありません。
ここでは、外壁塗装工事を満足いくものにするためのポイントをいくつかわかりやすくご紹介いたします。
■工事前のポイント
・カラーシミュレーションで色を選んだあとは、A4サイズの大きな色板を使い、室外で色を確認
カラーシミュレーションとは、お家全体の色のバランスを確認できるツールですが、これだけでは正確な色味を把握することはできません。というのも、人間の目は、照明や色の大きさが異なると、正確に色を判別できないためです。
したがって、実際に塗装した際と近い環境で色を確認する必要があります。方法としては、大きな色板を太陽光の下で確認することや、実際に壁に試し塗りをしてみることが挙げられます。
・細かい補修箇所を確認
塗装工事をした後は、補修箇所は塗料で見えなくなってしまいます。どこをどのように補修するのか、事前に把握しておきましょう。
・予算の悩みはリフォームローンを利用
予算が足りず、希望の施工プランが選べないときは、リフォームローンを検討してみましょう。
耐用年数が長い塗料は、ランニングコストが下がりますので、リフォームローンを組んでも損にはならないこともあります。
■工事中のポイント
・工程ごとの報告をもらう
契約前に工事説明をされても、実際に工事が始まると何をしているのかわからないことが多いです。
今どのような作業をしているのか簡単に報告してもらうだけで、安心して工事を任せることができます。
・担当者、職人と少しでもコミュニケーションを取る
お客様から気軽に工事について指摘・質問をできるようにしておくことで、小さな不安も取り除くことができます。施工店では全ての不安に気づくことができない場合もありますので、どんな些細なことでも気軽に質問できるように挨拶だけでもしておくと、いざという時にも声をかけやすくなります。
■工事後のポイント
・一緒に外壁をチェックする
100万円以上かかる工事ですので、少しでも気になる点があれば、その場で担当者に質問しましょう。なぜなら、優良会社ほど担当者も誠実に対応し、期待に応えるべく最高の仕上がりを実現してくれるからです。
また、工事完了から半年後に細かな点に気付いた場合でも、それが工事によるものか判断がつかないことや、わざわざ依頼するのが面倒になってしまい、不満だけが残ることもあります。
したがって、最終チェックは必ず担当者と一緒に行なうようにしましょう。
5. 信頼できる業者選びが重要
外壁塗装工事の相場について、塗料のグレードごとにご紹介いたしました。
しかし、相場と見積もり金額が合っているからといって信頼できる業者とは限りません。中には悪徳業者もおり、トラブルになってしまうことも少なくありません。
下記ポイントを参考に、優良塗装会社を選び、お家をより長く快適に保ちましょう。
地域密着の塗装専門店
地域で信頼を積み重ねた塗装専門店は、高い品質を維持し続けている証であり、安心して任せられます。地域限定で営業することは、移動時間をかけずに済むことで、多くのお客様に寄り添ったサービスを提供することができるメリットがあります。
実績が豊富、有資格者が在籍
施工実績が豊富であれば、さまざまなトラブルにも適切に対処できるため、品質も安定しています。また、会社の代表者が国家資格を持っている場合や、塗装技能士の資格を持った職人が在籍している塗装専門店は、高い技術力と知識があるため、安心して任せることができます。
保証、アフターフォローが充実
塗装工事は、仕上がりが綺麗なことはもちろんですが、その後何年もお家を維持していくために行なうものです。
そのため保証制度、アフターフォローが充実している会社が安心です。
6. みよし市で外壁塗装をするならプロタイムズ愛知みよし店にお任せください
30坪の住宅での塗装費用相場は、塗料によって80万円〜150万円と幅があります。
また、施工会社の種類によっても施工費用が異なりますので、相見積もりを取った際にはこの記事を参考にしてみてください。
初期費用が高くても、耐用年数の長い塗料を選ぶことで、長期的にはランニングコストを抑えられる可能性があります。
外壁塗装を満足いくものにするために、色選びや工程チェックなどを入念に行ないましょう。
これから外壁塗装をする方にとって、この記事が参考になれば幸いです。
プロタイムズ愛知みよし店は、地元みよし市を中心に、多くの施工実績を積み重ねてきました。お客様一人ひとりの不安に寄り添い、正直で誠実な対応を何より大切にしています。また、外壁や屋根の劣化診断からご提案、塗装工事、アフターサポートまで、一貫した自社施工で対応しています。
特にこだわっているのが、「建物診断の丁寧さ」と「わかりやすい説明」。劣化症状を正確に見極め、現状や必要な工事内容を写真付きの診断書にまとめてご報告いたします。診断結果に納得いただいてから施工を進めるため、「どんな工事をするのかわからない」といった不安は一切ありません。
さらに、耐久性・美観・コストパフォーマンスを重視した厳選塗料のみを採用しています。国家資格を持つ職人が、下地処理から仕上げまで一切手を抜かず、丁寧に仕上げます。
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