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知らないと損!台風の被害は火災保険で直せる?みよし市で修理する前に読むべきガイド
2025年06月16日(月)
「台風で屋根が壊れた…」
「どこに頼めばいいのか?修理費用はどうしよう?家の被害はどの程度なのか?」
自然災害によって、生活が不便になったり、屋根や外壁の一部が破損したりすることがあります。こうした被害にあった際には、まず身の安全を確認することが大切です。しかし、その次に気になるのが、やはり被害による修理費用ではないでしょうか。大切な住宅の修理にかかる費用は、精神的な負担にもなります。
そこで、負担を減らす方法として火災保険が活用できることをご存知でしょうか。
しかし、「本当に保険が使えるの?」「どうやって申請するの?」といった不安もあると思います。
そこで、この記事では、火災保険を使って安心・お得に修理を進めるためのステップを丁寧に解説します。
1. 台風の被害は火災保険の対象になる?
火災保険は、火災による被害だけでなく、台風などの自然災害による被害も保証対象となっているものもあります。
そのため、台風によって住宅に破損が発生した場合も、費用負担を抑えて修繕できることがあります。
火災保険の対象
火災保険では主に、「建物のみ」もしくは「建物と家財」が補償対象となっています。
ご加入中の保険の種類によって内容が異なるため、お手持ちの保険証券を確認しましょう。
建物の損害に対しての補償は、全損だけでなく、屋根や外壁といった一部の破損に対する費用も補償されます。
自然災害による補償範囲の例
自然災害による住宅被害に対して、補償される事例について簡単にまとめた表です。
災害の種類 | 被害の具体例 |
火災 | 住宅が火災の被害に遭ってしまった |
風災 | 台風や突風によって住宅が破損した |
雪害 | 大雪などで住宅が破損した |
雹(ひょう)害 | 雹によって住宅が破損した |
落雷 | 落雷により火事になった、落雷で家電が壊れた |
水災 | 川が氾濫し、床上浸水してしまった |
上記のように、非常に広い範囲で自然災害による住宅被害に対して補償してくれることがわかります。
被害にあった際には、慌てずに火災保険を利用することができるのか確認・申請をし、経済的・精神的な負担を抑えましょう。
補償対象外のもの
・老朽化、経年劣化による破損
・故意による破損
・被害から3年が経過したもの
火災保険では、自然災害ではない理由によって破損したものに関しては補償されません。
また、被害発生から3年を申請期限と設定しているものがほとんどですので、破損を確認した場合は速やかに申請を行ないましょう。
【ポイント】火災保険は火事に対する補償だけではない!
火災保険という名前から、火災が発生した際に使うことができる保険だと認識している方は多いのではないでしょうか?
実は、さまざまな自然災害による被害に対して補償してくれます。万が一被害に遭った際には、せっかく加入している保険ですので忘れずに申請し、修理費用の負担を抑えましょう。
2. 申請から修理までの流れと必要書類
住宅の被害発生から、火災保険の申請、修理までの具体的な流れについてご紹介いたします。
申請フロー
1. 被害確認
住宅の破損箇所を確認
2. 施工会社に見積もり依頼
破損を修繕してくれる会社に問い合わせ
3. 保険会社に申請書を請求
申請書と必要な書類を電話等で問い合わせ
4. 保険会社に書類提出
申請書、見積書、被害写真を送付
5. 保険審査承認
保険会社の調査等を終え、支払われる保険金額の決定通知
6. 施工会社との契約・施工
(重要)保険金が支払われることが決定してから契約
主な申請フローは上記のとおりです。
保険金が支払われるまでは、一般的に申請から2週間〜1ヶ月になります。
火災保険の申請サポートも行なっている施工会社であれば、被害箇所の写真撮影や見積書作成など迅速に対応してくれます。
火災保険でどこまで補償されるのかを把握しているため、見積書にどこまでの工事内容を記載するかも判断してくれますので安心です。
必要な書類一覧
・保険証券
・見積書
・被害箇所の写真
・保険会社から取り寄せた所定の保険金請求書
審査で否認されるケースとは?
火災保険の申請を行なっても、否認されてしまうケースもあります。
・経年劣化によるもの
・被害から3年以上経過しているもの
・既存品よりもグレードの高いものにする工事
など
保険会社などによって審査基準が異なるため、申請内容によっては必ず承認されるわけではありませんので注意しましょう。
3. 申請前にやっておきたい事前準備
火災保険の申請において、事前に準備しておきたいものをご紹介いたします。
なるべく早く修理を行なった方が安心できますので、スムーズに進めるためのポイントをまとめています。
写真撮影のコツ
被害箇所の写真がわかりやすければ、保険会社も審査がしやすく、現地調査が必要ないと判断されることもあります。
写真は、下記のポイントを踏まえて撮影してください。
・外観、引き、アップの3種類
どの箇所が破損しているのか、わかりやすくするために被害箇所1つに対して3枚の写真を撮りましょう。
被害箇所のアップの写真だけを撮ってしまいがちですが、これではどこなのかがわからない写真になってしまいます。
住宅のどの部分かが伝わるように撮影しましょう。
日時を記録
台風による被害が発生した日時、もしくは2023年9月の台風13号など、被害が発生した日時または台風名を明記しましょう。
複数の被害発生があり、被害日時がそれぞれ異なる際は、写真にも記載しておきましょう。
地元の施工会社に相談
地元の施工会社は、問い合わせから見積もり作成まで迅速に動いてくれることが多いです。
地域でどのような被害が発生し、同様の申請事例も把握していますので、スムーズに手続きを進めることができます。
4. 失敗しない業者選びのポイント
火災保険を申請したのち、修理の品質や対応は業者によって大きく異なるため、慎重な選定が必要です。
火災保険で直すといっても、実際の工事は保険会社の管轄外となるため、保険金が下りたからといって油断せず、信頼できる施工会社に依頼しましょう。
信頼できる業者の条件
・施工実績が豊富
地域での施工実績が多い会社は、信頼を積み重ね、高い品質の施工を提供してくれる可能性が高いです。
アフターフォローなども丁寧に実施しているところが多く、万が一不具合があった際にも真摯に対応してくれる会社ですと安心です。
・火災保険の申請サポートを行なっている
火災保険の申請業務をほとんど行なったことのない会社もあります。
このような会社では、書類に不備があったり、申請が否認されるリスクもあるため注意が必要です。
地域で同様の被害にあった事例などを共有してくれる会社だと安心です。
・見積書が詳細でわかりやすい
見積書は、工事内容が記載された重要な資料です。丁寧な工事を行なってくれるのか判断するものでもあり、細かく施工内容が記載されていないと、手抜き工事をされる可能性もあります。
見積書の内容について、わかりやすく説明してくれる会社が安心です。
避けるべき業者の特徴
・契約を急かしてくる
契約に期限を設けて急かしてくる会社は、悪徳業者である可能性が高いため注意が必要です。
火災保険の場合は、保険金が下りてから、契約・工事を進めます。保険金がいくら下りるのかわからずに工事を進めるのは、悪徳業者の手口として問題にもなっています。
実際には保険金の対象外であるにも関わらず、保険で全額まかなえると誤解させて契約させるトラブルが起きています。
・極端な値引きをしてくる
「3日以内の契約なら、50万円の値引きができます!」といった極端な値引きは、契約を急かすための営業トークでしかありません。
このような値引きは、実際には原価が低い工事にもかかわらず、最初に高額な見積書を提示しているだけですので注意しましょう。
・住宅の点検が雑
工事前には住宅の被害箇所だけでなく、工事をする際に補修が必要な場所が他にもあるかなど、細かく点検を実施する必要があります。
点検を雑に行なう会社は、施工も丁寧に行なってくれない可能性がありますので注意しましょう。
【ポイント】地元密着+実績公開+説明が丁寧な業者を選ぶ
業者選びは、住宅を維持管理していくためにとても重要です。
悪徳業者などに依頼してしまうと、費用面でのトラブルだけでなく、住宅の安全性を損なう結果にもなりかねません。
地域で豊富な実績のある丁寧に対応してくれる施工会社を選びましょう。
5. 次の台風に備えるためのチェックポイント
火災保険が利用できるといっても、修理の手配などに手間がかかってしまいますので、できれば被害を最小限に抑えたいですよね。
台風による住宅被害をなるべく防ぐための防災対策についてご紹介いたします。
家の外周チェックポイント
住宅の周りをチェックして、事前に破損しそうな箇所はないか定期的に確認しましょう。
屋根の劣化している箇所はないか、雨樋の留め具が緩んでいないかなどをチェックしましょう。
家の周りに強風で飛びそうなものなどは、台風で壁や車にぶつかる可能性がありますのでしまっておきましょう。
防災グッズと保険の見直し
台風では停電などの被害が発生することもあります。
非常持出袋を準備するなど、万が一の際の備えをしっかりしておきましょう。
また、住宅被害に遭った際に保険が適用されないと不安ですよね。万が一の際のために、補償範囲が充実した保険商品も検討してみましょう。
家族でできる備え
災害にあった際に、緊急連絡先の共有、避難経路・避難場所の確認を再度徹底しましょう。
家族で役割分担をあらかじめ決めておくと、いざという時に安心です。
災害に応じて、浴槽に水を貯めて生活用水を確保する、戸締りをする、ブレーカーを落とす、防災グッズをリュックにまとめてすぐに持ち出せるようにするなど、緊急時に慌てずに動ける準備が大切です。
プロタイムズ愛知みよし店では、台風被害の無料点検・火災保険の申請相談も承っています!
「これは保険で直せる?」「どのくらい補償される?」など、小さな疑問でもまずはお気軽にご相談ください。
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