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【塗装は冬でも出来る！】冬の施工の注意点☆

2025年01月17日(金)

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皆さん、こんにちは！

年が明け、本格的な冬の到来となりました。

外出するのが億劫な季節になりましたが、外壁塗装するのにも、なんとなく冬は不向きだというイメージを持たれる方は少なくないのではないでしょうか。

確かに地域によっては積雪があり塗装条件が整わないケースも多くあります。

が、いくつかの条件や、作業に制限が付くものの、冬でも外壁塗装する事は可能です！

1.基準を守れば冬でも塗装はできる

外壁塗装を行うには、気候による条件があります。

１つは気温による条件、もう一つは湿度による条件です。

これは、塗料の乾燥・硬化に関係してくるものであるため、この条件を守らないで施工すると、不良施工になってしまいます。

注意が必要です。

では、塗装が出来ない気候条件とはのようなものなのか、具体的に見てみましょう。

①気温が5℃以下の時

②湿度が85％以上の時

③降雨、降雪、結露が起きているとき、又は予想される時

気温が5℃以下では、塗料が乾燥・硬化しにくくなってしまいます。そのような環境で、通常と同じようメーカーの定めた乾燥時間を経過したまま次の工程へ進んでしまうと、硬化不良のため塗膜が形成されても脆弱になってしまいます。湿度が85％以上の時も同様で、空気中の水分が多いと乾燥が遅くなってしまいます。

また、天候が雨や雪などの場合も、塗料自体が流れ落ちてしまうため、塗装を行う事はできません。

ただし、メーカーや塗料の種類によっても違う事がありますので、商品カタログの注意点を確認するようにしましょう。

以上の事から、条件はありますが冬でも外壁塗装を行う事は可能です。

2.冬の外壁塗装のメリット・デメリット

さて、ここまで見ると、「冬は気温が低いし雪も積もるから、外壁塗装はやっぱり向いてないんじゃないか」と感じる方もいると思います。

そこで第二章では、冬に外壁塗装を行う場合のメリットとデメリットをお伝えしていきます。もちろんデメリットもありますが、それは他の季節であっても同様にある事です。

冬の外壁塗装もけして悪い点ばかりではない、ということをご理解いただければと思います。

2-1.メリット：晴れの日が多く湿度も低いので乾燥しやすい

■晴れの日が・・・地域にもよりますが、冬は一年を通して比較的雨が少ない季節です。そのため、台風シーズンや梅雨の時期に比べると工事のスケジュールが立てやすいといえます。また、工事期間中は窓を閉め切る事になりますが、夏場なら暑くて大変ですが、冬であれば問題ありません。

ただし、東北地方や山間部などの豪雪地帯では、上述した気候の関係もあり、雪解けまで工事が行えなくなる恐れがあります。

■湿度が低い・・・梅雨や夏は湿気が多く、塗装の条件である85％を上回り、塗装ができなくなってしまうこともあります。

日本は元々、年間を通じて湿気が高い日が多い国です。気象庁の30年間の統計によると、月別の平均湿度は6月が78％、7月で80％まで上がるといわれています。それに対して1月は最も低く58％です。

冬は空気中の湿度が低く乾燥している為、塗料の渇きもよく、スムーズに工事を進めることが出来るといえます。

2-2・デメリット：日没が早いので作業時間が少ない

冬は日没が早い季節ですので、職人さんの作業できる時間も短くなってしまいます。冬至の日の入り時間は、東京で16時32分、福岡で17時14分、最も遅い沖縄でも17時43分となっています。周りが暗い状態で塗装作業を行うと、目でちゃんとした確認をすることが出来ない為、塗残しや塗りムラがでたりするなど、施工不良にもつなっがてしまいます。

日が沈んでからも作業する職人さんを見て「こんなに暗くても頑張っているなんて、熱心で良い職人さんだな」と思う人もいるかもしれませんが、それは間違いだという事を覚えておいた方が良いでしょう。